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静御前 源義経の愛妾

静御前生誕の地、静神社 京丹後市網野町磯

NHKで放映中の大河ドラマ「義経」で網野町磯の漁村出身の静御前が、源義経の生涯の愛妾として登場した。
丹後八姫の一人として、観光のシンボルでもある。
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磯は、網野町浅茂川と浜詰を結ぶ細い峠道 の中間に位置する。
美しく青い海、昔ながらの田舎 の漁村は昔のままである。
そんな静かな 細い道の高台に 、英雄「義経」と共に歩む波乱の人生 牛若丸として有名な源義経との悲劇的な人生を送った静御前を祭る神社がある。
静神社には、静御前の木造が祀られている。
義経が磯豪族(惣太)にあてた手紙が残っていたという記録もあったが、こ の手紙の他、多くの遺品は、天明2年(西暦1782年)の大火で神社とともに焼失した。
現在 の静神社は、元の場所から西へ約200m離れた位置に建てられている。


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静御前は、源義経(幼名:あの牛若丸である)が生涯を通じて愛した女性である。
磯の小さな漁村より母(磯禅師)と共に上京した 静は白拍子を生業としていたが、義経と出逢い深 く愛しあうことで、英雄「義経」と共に、波乱の人生へと巻き込まれて いく。
網野町の磯で、禅師の娘として生を受けた静御前は、6歳で父を亡くしその まま母とともに京都へ上京し、京の地で、巧みな舞と美しさで静は指折りの白拍子に成長す る。

※白拍子とは平安時代末期から鎌倉時 代にかけての歌舞のことである。基 本的に漢詩や和歌に曲節をつけて歌 う「朗詠」に舞を合わせたもの。
白拍子の衣装は、水干(すいか ん)、立烏帽子(たてえぼし)、緋の長 袴(または水干袴)、単、懐刀(または 飾太刀)等を身にまとい、蝙蝠(かわほ り:扇子の一種)を手に持ったとされて いる。

静御前は、源義経(牛若丸)に舞姿を見そめられ、側室となった。
源義経は、 源義朝の末子で母は常盤。『平治の乱』で父を失い、母は 平清盛に身を委ねて乳飲み児の牛若 ら息子たちの助命を請う。父と慕っ た清盛が、実の父・義朝の敵だと 知る。

源平合戦で、異母兄の頼朝が挙 兵するとその軍に加わる。
兄の範頼 とともに東国武士を率いて上洛、木 曽義仲や平氏一門を追討した。
さらに当 時の合戦の作法を度外視した戦法に よって連戦連勝を収める。
しかし頼 朝の許可なく官位を受けた事により、頼 朝と不仲になり、一転、“悲劇のヒー ロー”となる。
兄の 源頼朝と対立した義経が京を落ちて 九州へ向かう際、静御前も同行する。
その時、義経の船団は嵐に遭難して岸へ戻されてしまう。壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼした後、兄「源頼朝」に吉野に追われる。
静は義経の子を妊娠していて、頼朝は、女の子なら助けるが、男の子なら殺すと命じる。
静は男子を産んだ。安達清常 が赤子を受け取ろうとするが、静は泣き叫んで離さなかった。
磯 禅師が赤子を取り上げて清恒に渡し、赤子は由比ヶ浜 に沈められた。

吉 野で義経と別れ京へ戻るが、途中で従者に持ち物を奪われ山中をさまよって いた時に、山僧に捕らえられ京の北条時政 に引き渡され、 文治2年( 1186 年)3月に母の磯禅師とともに 鎌倉に送られる。

静御前は、鎌倉八幡宮にて時の権力者、源頼朝、政子夫妻の前で、歌を歌う。
義経への想いを、扇立烏帽子、太刀をはき、男装で舞ったのである 。

「吉野山峰の白雪ふみわけて 入りにし人の跡ぞ恋しき」
「しづやしづ賤のをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな」

と義経への想いを詠んだ静御前の恋慕の歌を唄い、頼朝を激怒させたが、妻の 北条政子 が「私が御前の 立場であっても、あの様に謡うでしょう」と取り成して命を助けた。
『吾妻 鏡』では、静の舞の場面を「誠にこれ社壇の壮観、梁塵(りょうじん)ほと んど動くべし、上下みな興感を催す」と絶賛している。


わが子を失っ た静御前は、禅尼となった母と共に、故郷の磯に帰された。
憐れんだ政子と 大姫が多くの重宝を持たせたという
生家跡に小さな庵を造り、こ の丹後の地から、
義経の無事と愛児の冥福を生涯祈り続けた。
静御前は、二十 余歳という若さでこの世を去った。

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南方系海人

Author:南方系海人
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古代丹後には王国があり、近年の調査で少しずつ証明されつつあります。
また丹後には、素晴らしい自然と伝説が沢山あります。
7000以上もの古墳、遺跡、史跡を自分で歩き、古代からつづくロマン街道や、元伊勢、神社、古墳、山城を旅する記録です。元伊勢伝承地は全て廻ります。
郷土のコアな伝説は、現地に何度でも行って調査します。
私は歴史家でも考古学者でもありませんが、郷土を愛し、歴史を知りたくて開設しました。
ホームページでは無く、あくまでもブログです。
間違えた認識もあるかと思います。
自分が調査した事を纏め、日記帳として利用しています。

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