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元伊勢と古代の神秘

【古代の神秘】
夏至です。毎年同じ事を書いています。笑
伊勢神宮外宮(丹後の祭神、豊受大神を祀る)の鳥居から日が登り、内宮の皇大神宮(天照大神)鳥居を通過し、福知山市大江町の元伊勢外宮(豊受大神)・元伊勢内宮(天照大神)を一直線上に通過。写真の日室ヶ嶽山頂に日が沈む。その先は、丹後のイサナゴ山であり、豊受大神誕生の地、峰山(古代丹波国の中心部)です。
この日室ヶ嶽に沈む太陽は、七月七日辺りまで見れます。
七月七日は、日本書紀、丹後風土記に載る羽衣天女(豊受大神のお話)浦嶋子(浦島太郎)の日です。
延暦23年(804年)に編纂された伊勢神宮社伝『止由気宮儀式帳』によれば、雄略天皇22年、天皇の夢に天照大御神(内宮祭神)が現れ、「自分一人では食事が安らかにできないので、丹波国の等由気大神(とようけのおおかみ)を近くに呼び寄せるように」と神託したので、同年7月7日、内宮に近い宇治山田の地に豊受大御神を迎えて祀ったのに始まる。延喜式神名帳には「度会宮 四座」と記載され、大社に列している。

代々度会氏が神職として奉職したが、豊受大神は天之御中主神・国常立神と同神であり、外宮は内宮よりも立場が上であるとする伊勢神道を唱えました。
写真は昨年のものです。
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滝岡田古墳(与謝野町滝)

わが町、京都府与謝野町滝地区にある、滝岡田古墳に来ました。
与謝野町の古墳数は、何と3500基!
そのなかの一つをご紹介します。
鬼伝説大江山の麓にある、直径20mの美しい円墳です。
発掘調査の結果、古墳時代後期末に構造されたもので、全長9.92m、玄室長4.12m、幅2.2mの大型石室で、加悦谷で最大級です。
副葬品は多数出土していますが、何と、金張りの太刀までありました。
この古墳の重要性をかんがみ、地区関係者のご理解により、地区区画整理から工事除外とされ、復旧整備され、地区のシンボルとして大切にされています。

丹後と九州日向の海人族

【古代日向と丹後は同じ海人族??】
九州と丹後の関係、現地に行き、この目で沢山見てきました。
左側の甲冑と舟型埴輪は、丹後ニゴレ古墳の出土物。
右側の甲冑と舟型埴輪が、宮崎県西都原古墳の出土物です。
縄文時代の丸木舟の上を深く、また補強した準構造船です。
これは大陸や島々を航海し、海の支配者といえる武装海人族であることが証明されます。

舟型埴輪は全国で四十例程度だそうですから、日向と福知山でしか出土していない景初四年鏡といい、考古学的にも何らかの深い繋がりを感じます。
日本神話は面白い。
神話上でも古代丹波(丹後、但馬、丹波)の神は兄弟となっています。
高千穂の邇邇芸命と丹後の饒速日命は兄弟。
邇邇芸命の子、山幸彦海幸彦の神話も丹後に伝わった浦嶋子の話と言われます。

日向二ノ宮妻萬神社と丹後の関係?

【宮崎県都萬神社と丹後半島の妙な関係】
九州旅行以来、宮崎と古代丹波(丹後、但馬、丹波)が、妙に関連性があるのが気になる。
昨日は、福知山と宮崎県高鍋町しか出土していない卑弥呼の時代の景初四年龍虎鏡をご紹介しました。
こんな事ばかり考えてる私は、阿呆か馬鹿だと思う。
宮崎県二ノ宮都萬神社、日向国では最も古い神社の一つです。
面白い事に妻萬神社には、丹後出身の女神様、豊受大神がお祀りされています。また日本酒発祥の地でもあり、丹後半島との共通点が見えます。
何だろうと、少し文献を調べてみると、、、驚いた事に平安末期まで、但馬出身(七世紀末まで丹後と但馬は同国)の豪族日下部氏が日向国の現地にいて、国司の職務を行う在国司職で、都萬神社の祭祀をしていたとありました。
しかも日下部氏は日向国で最も古い豪族の一つとあります。
日下部氏とは、開化天皇の王子、彦坐王の末裔が但馬日下部氏であり、天下の大族。開化天皇の妃も丹後半島の竹野姫です。
あの有名な浦島太郎のモデル、浦島子も日下部氏。
因みに日下部氏の末裔は、丹後では、大江さん、日置さん、百鳥さんなどが有名です。
丹後では、丹後一ノ宮籠神社国宝系図海部氏が有名ですが、久美浜から籠神社(真名井神社)に来られたのは721年。
海部氏の国造は、ここがスタートなのです。
籠神社の社伝によると、養老元年までの籠神社の祭神は彦火火出見です。
それを考えるとそれまでの神官は、日下部氏系の可能性が高いと推測できます。
類似した伝説や同じ出土物の丹後半島と九州宮崎の関係???益々面白くなってきた!

謎の景初四年鏡、丹後と九州日向で出土!

先日の九州宮崎と丹後丹波の共通点を挙げておりますが、
これも現地で知った事です。
景初四年龍虎鏡!
福知山の広峯十五号墳から出土し、全国的に有名になった鏡です。
卑弥呼が魏に使者を遣わした翌年です。しかし、景初は三年までしかなかった謎の鏡です。
この鏡、日本にはもう一枚が出土しており、なんと宮崎県高鍋町の持田古墳からも出土していました。
しかも同じ鋳型で作った事が判明しています。
鏡の銘文には、中国人の陳という名前が書いてあり、この陳氏が中国から持ち込んだとか、日本で作らせたとか、諸説紛々ですが、この陳氏は中国江南の人であることから、南方系海人族ミミ族の流れではないかと推測出来ます。
九州南部と丹後半島との関係って??

古代丹後と九州日向の製塩とは??

日向市東郷町、ここにも日向国と丹後のご縁を匂わせる面白い話がありました。
仲瀬神社の御祭神は大己貴神と野々崎丹後とあります。
野々崎丹後は山伏の名で、日向国の製塩史に深い係わりを持っているといいます。
神社の創建、このお話は室町時代ですが、どうやら古代から伝わるお話のようです。
永禄年間の頃、塩釜の塩が結晶しないという現象がおこり、人々は『何かの祟り』と思い、あちこちの山伏に頼んで祈祷をしたが、全く効果がない。
そこで、野々崎丹後という山伏に頼み祈祷してもらったところ、塩がよく結晶しました。
不思議な事に丹後が祈祷する時だけ効果が現れる。
他の山伏達は、自分達の法力がないのを棚に上げ、丹後と家族を斬り殺してしまった。
野々崎の村人は、丹後一家霊を慰める為に仲瀬に神社を建て、大己貴神と丹後をお祀りした。
また安之神社にも丹後がお祀りされています。
丹後は人名ですが、古代丹後国大浦半島の製塩コンビナート 浦入遺跡は、当時国内最大級と云われ、ここから若狭地方に製塩業が移った事は有名です。
丹後という不自然な人名。
日下部氏の繋がりなど、
何か係わりを感じてしまいます。

丹後の浦島伝説と海幸彦山幸彦の関係

九州と丹後の変な関係???
海幸彦は浦島太郎の話??
今回の九州の旅で、丹後と九州が、古代から繋がりを感じると、何度も書きましたが、ここにも大変興味深い伝説があります。
【宮崎市野島神社】
宮崎市に、塩筒大神(塩椎神)を祀る野島神社があります。
塩筒大神は日本神話に語られる山幸彦と海幸彦のお話しで、
兄の釣り針をなくして途方に暮れる山幸彦に「綿津見神の宮にゆきなさい」と助言する神です。
塩筒大神は翁の風貌を持つ神で、野島神社は、元を白髭神社といい、野島神社になったのは、明治五年からです。
この神社の伝承に、特異な説話がありました。
社伝では、野島神社には童話に出てくる浦島太郎そっくりの伝承民話です。
 それは、昔、村上天皇の天歴三年(九四九)八月に遡のぼる事になります。
この海岸に、白髪の老人が現れます。
そして、野島の浦人橘尊俊という者が、この浦辺で、その長い白髪の老人に出会った。
その老人が『私は、丹州の者であるが、久しく蓬莢山に住み、たまたまこの浦に来、この絶景を眺め去るに忍びなくなった。ここに私を祀っていただきたくなら幸いである。』と言って消え去った。
尊俊は村人と相談の上、社を建てて祀ったのがこの社であると言われている。
伝説本や、歴史古代本では、飛鳥時代から丹後に伝わる浦島伝説と、海幸彦山幸彦の話は、同じ話ではないか?とされてきていたのですが、宮崎県野島神社に伝わる話では、丹後の浦島伝説が日向に伝わり、海幸彦山幸彦の神話の元になっていたのがわかります。
わざわざ丹州から来たと、名乗っているのが面白い。
丹州とは、丹後の別名です。
 野島神社宮司さんのブログには、『また、浦島子伝及び扶桑略記載には、『浦島翁が古里の丹州与謝郡に祀ってあるのを見聞したことはない』とあり、物語の最後が前記伝説と結びついています。』と書かれています。
近年、天橋立がイザナギ、イザナミ伝説発祥地と発表されている学者の文を読み、関心度が上がっていたのですが、記紀に纏わる面白い話が、宮崎の神社に残っていました。
宗教心の薄かった私ですが、歴史や史跡を巡る上で、絶対に外せないのが神社なんですね。
プロフィール

南方系海人

Author:南方系海人
ブログへようこそ!
古代丹後には王国があり、近年の調査で少しずつ証明されつつあります。
また丹後には、素晴らしい自然と伝説が沢山あります。
7000以上もの古墳、遺跡、史跡を自分で歩き、古代からつづくロマン街道や、元伊勢、神社、古墳、山城を旅する記録です。元伊勢伝承地は全て廻ります。
郷土のコアな伝説は、現地に何度でも行って調査します。
私は歴史家でも考古学者でもありませんが、郷土を愛し、歴史を知りたくて開設しました。
ホームページでは無く、あくまでもブログです。
間違えた認識もあるかと思います。
自分が調査した事を纏め、日記帳として利用しています。

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